沼田院長就任

(2022年4月1日)

院長挨拶

令和4年4月より大倉医院の院長職を拝命しました沼田紀史と申します。私は広島県広島市で生まれ育ち、広島大学附属幼稚園~高等学校・広島大学医学部を卒業後、広島市民病院で初期研修医および内科専攻の後期研修医として勤務しました。そこで内視鏡治療のスペシャリスト達と出会うことで、内科の中でも特に癌の内視鏡治療の奥深さに目覚め、自分も同じスペシャリストを目指し、初期研修2年間ののち、消化器内科医として広島市民病院に3年間、広島大学病院に4年間勤務しました。広島大学病院在籍時には大学院にも入学し、胃癌をテーマにした研究・論文発表にて博士号を授与されております。そんなスペシャリストとしての道を邁進していた折、三次地区医療センターや庄原赤十字病院、市立三次中央病院など県北の病院での勤務をさせて頂くなかで、スペシャリストだけでは医療が完結しない局面を何度も体験し、次第に「臓器」を診るスペシャリストではなく「人」を診るジェネラリストを目指すようになりました。平成30年からは大倉医院に入職させていただき、大倉美知男理事長の行ってきた、“地域から必要とされる医療”に感銘を受けました。
皆様は、大倉医院が三次市で2番目の救急車受け入れを行ってきた(1位は市立三次中央病院です)ことをご存じでしょうか?多くの救急患者を受け入れながら、訪問診療や入院診療も兼ね備えて地域医療に貢献する大倉医院こそ、自分の求める医療が行える場所だと感じました。
人生100年時代と呼ばれて久しい今、癌だけを治療して喜ぶのではなく皆様の様々な訴えを解決し健康寿命を延ばす一助になるよう、今後も大倉理事長とともに日々努力致します。まずは、どんな症状でもお気軽にご相談ください。必要に応じて総合病院と連携しながら、検査や治療の提案をさせていただきます。